オキシトシンの効果と効能

仲間との信頼性を確かめったり、恋人や家族に愛情や癒しを感じたり、誰にでも幸せなひと時はありますよね。

そのとき脳内にはオキシトシンというホルモンが分泌されています。

オキシトシンは別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「癒しホルモン」とも言い、良好な人間関係を築いているときに分泌され、闘争心、競争心、恐怖心を減少させ、ストレスの緩和に影響するホルモンです。

また、テオブロミンとともに、媚薬としてもよく使用される成分のひとつです。

それではオキシトシンの成分や効果について紹介していきます。

オキシトシンに含まれる成分

オキシトシンは8つのアミノ酸からなっています。

8つのアミノ酸はシステイン、チロシン、イソロイシン、グルタミン、アスパラギン、プロリン、ロイシン、グリシンです。

ロイシンとイソロイシンは必須アミノ酸と言われ、人間の体では十分な量が作れないアミノ酸です。

これらのアミノ酸からなるオキシトシンの化学式は、C43H66N12O12S2と表現されます。

オキシトシンは視床下部で合成され、下垂体から分泌されます。

オキシトシンは人間同士のスキンシップで分泌します。

例えば、肉体的に家族で手をつなぐ、母親が赤ちゃんに触れる、恋人同士の性行為、肉体以外では家族団らんや食事での交流、誰かのためにプレゼントを選んだり料理をするときにも分泌されます。

このような行為によってオキシトシンはストレスを緩和し、幸せな気分にする効果があります。

また医療現場では、オキシトシンは女性の分娩時に子宮を収縮するため子宮収縮薬や鎮痛促進剤として利用されています。

また金沢大学「子どものこころ発達研究センター」では自閉症患者への効果が確認され、現在は東京大学、金沢大学、福井大学、名古屋大学で大規模な臨床試験が行われています。

精力や滋養強壮に直接効果を発揮するというより、素敵なライフナイトライフに十分に分泌するとうれしいですね。

※ドイツでの研究結果によると、オキシトシンを使用したカップルのセックス満足度の向上を確認。

オキシトシンは脳内で分泌されるだけでなく、ネットでスプレーとして購入できます。

子宮収縮薬や陣痛促進剤の効果があるため、妊娠中の女性には使用しないでください。

また鼻からの吸引によるオキシトシンの実験では金銭取引において相手の信頼性が増し、損害を被っても再び投与すると不利な取引契約を締結するようなことも発生しますので、悪用されないようにご注意ください。

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