中折れは、中高年に多くみられたのですが、最近では20代の若い世代でも「中折れ現象」がみられるようになっています。
中折れしてしまうと、男性はなんともいえない気まずい空気を作ってしまい、情けない気持ちになってしまいます。
女性にとっても男性の気持ちを考えると「どうフォローしたらいいの?」と考えてしまったり、女性自身も「欲求不満」のままスッキリしない状態になってしまいます。
夫婦やカップルの充実したセックスライフのためにも、中折れはしっかり改善したいところです。
この記事を読んで役に立つ人は
- 肝心なときに立たなかった人
- 一回立ったが、最後までイケなかった経験がある人
- マスターベーションではイケるが、本番でイケない人
- もっと彼や旦那に頑張ってほしいと思っている人
- 健康的な体を手に入れたい人
- 中折れ対策は「中折れの原因」を知ることから
- 中折れに効果的な「24の対策方法」とは?
- お酒(アルコール)を飲んで中折れを防ぐ
- 過度なお酒(アルコール)摂取を控える
- タバコをやめる・タバコを控える
- ダイエットする(血中コレステロールの減少)
- 野菜を食べる(ビタミン・ミネラルを補う)
- 血管年齢を若返らせる
- 中折れ防止のツボを刺激する
- ストレスを解消する
- 質の高い睡眠をとる
- 正しい方法でマスターベーションをする
- 専門医でED治療をする
- 精力剤で中折れを改善する
- 男性ホルモン(テストステロン)を増やす
- ペニスの挿入に頼らないセックスを学ぶ
- 思いっきり射精する
- セックスの相手を変える
- セックスする環境(場所)を変える
- アダルトビデオなどで刺激を高める
- 刺激的な下着やコスプレを着用してもらう
- ポリネシアンセックスを導入する
- コンドームを薄くする、または使用しない
- 精力増強スクワットをする
- 肛門運動をする
- 金冷法マッサージで改善する
- 中折れの原因と対策を行うために大切なこと
中折れ対策は「中折れの原因」を知ることから
中折れの経験をもつ中高年の方は多いと思います。
それもそのはず、製薬会社のファイザーが行った成人男性7,710人に対する調査では、性行為中に「中折れ」つまり、挿入後に萎えてしまった経験をしたことがある人は、40代では60%以上、50代では60%以上、70代に至っては80%が経験しているのです。
しかし、何らかの理由で中折れはしたものの、最初はしっかり勃起し、最後は「射精」まで到達する場合も多いので、EDという認識があまりないのが「中折れ」の特徴といえます。
最初は立派に勃起し、射精まで到達したとしても、途中で萎えてしまったら立派な「中折れED」といえます。
また自慰行為(オナニー)などで、硬くない状態で射精してしまう場合も「中折れED」と言ってよいでしょう。
しかし、中折れの原因がわかれば対策することも可能です。
中折れは、他の悩みよりも比較的簡単に改善できるので安心してください。
中折れの仕組み
中折れの仕組みはこうなっています。
男性は興奮するとペニスに大量の血液が流れます。
海綿体に大量の血液が流れこみ、流れ込んだ血液が流れ出ないことで勃起状態を維持することができます。
しかし、加齢とともに、海綿体へ血液を送るための物質量が減ります。
そして、一度流れこんだ血液の流出を止める扉が機能しなくなるため「勃起」が維持できなくなるのです。
一度勃起したペニスが小さくなったとしても、20代~30代の頃は、性的な興奮や刺激を再び受けることで、すぐにこの体内物質の働きで復活し「勃起」しますが、40代を越えるあたりから復活が難しくなるのです。
勃起に大切なサイクリックGMPとは?
また、PDE5(ホスホジエステラーゼ5番)という酵素の働きにより、血液がペニスからなくなることで勃起が収まってしまいます。
勃起には、一酸化窒素が筋肉や血管内に入ると発生する「サイクリックGMP」が必要です。
サイクリックGMPには、ペニスの血管を拡張させる働きがあるからです。
しかし、PDE5(ホスホジエステラーゼ5番)酵素が働くと、勃起に大切な「サイクリックGMP」を消してしまうのです。
では、この「サイクリックGMP」を消さなければ勃起し続けるのは…?
バイアグラやレビトラなどのED治療薬は、勃起を終結させてしまう「PDE5」の働きを止めるので、力強い勃起を維持することができるのです。
中折れの原因
中折れは大きく分けると「直接的な原因」と「間接的な原因」があります。
直接的な原因とは「血液の流れ」です。
海綿体(ペニス)の抹消血管は、脳や心臓など「血液の流れ」が原因で重大な病気が起こりやすいといわれる血管よりずっと細いのです。
つまり、血流が原因で引き起こす重大な病気の前には、中折れになるといっても過言ではありません。
海綿体への血流が悪くなる原因にはこのようなものが考えられます。
- タバコによる血流の悪化
- 過度なお酒(アルコール)摂取
- 血中コレステロールの増加(脂質の摂りすぎ)
- 野菜などのビタミン・ミネラル不足
- 加齢による血管の老化現象
間接的な原因とは「心因性による中折れ現象」です。
心因性とはつまり「精神的な原因」です。過去に一度でも「セックスに失敗してしまった」経験がある場合によく起こります。
たとえば、大切なときに中折れしてしまった…、彼女がセックスに満足できずに別れてしまった…など、セックスに対する「緊張・焦り・不安」が原因で中折れしてしまう場合です。
また、性行為の失敗だけでなく、自分のペニスに対するコンプレックスで「心因性」の中折れになる場合もあります。
マスターベーションをすると中折れになる?
マスターベーションをすること自体には問題はありませんが、間違った方法でマスターベーションをすると、中折れになってしまう可能性があります。
本番では中折れしてしまうけど、マスターベーションなら最後まで勃起している場合は、マスターベーションの方法が間違っている可能性があります。
マスターベーションをするときに、高い圧力をかけていたり、普通のセックスではありえないような刺激を与えていると、「強い刺激」がないと勃起を維持できなくなってしまうのです。
中折れに効果的な「24の対策方法」とは?
中折れの原因は様々ですが、効果的な対策法を実施することで「中折れ現象を改善」することも可能です。
これまで中折れを経験したことがある人は、自分に当てはまる原因が「24の対策方法」から見つかるはずです。
お酒(アルコール)を飲んで中折れを防ぐ
適度なアルコールは性的興奮を高めます。
アルコールを摂取することで、男女問わず、いつもより大胆に激しくなることがあります。
性的な興奮度が高まることで「中折れ」の心配することなく射精までたどり着くことができます。
過度なお酒(アルコール)摂取を控える
適量のアルコールが性的興奮を高めるのとは逆に、お酒を飲みすぎると性欲自体が抑えられてしまいます。
感覚が鈍くなり、アルコールを飲み過ぎてしまった場合は、大脳に対して抑制がかかります。
そのため、勃起に必要な量の血液がペニスに流れなくなるのです。
性行為の前は適度な量に抑え、脳の興奮状態を維持することが大切です。
タバコをやめる・タバコを控える
喫煙は血流を悪化させるので、中折れ対策には何一ついいことはありません。
また、禁煙することは体内の血流も改善され、中折れ改善に効果的といえます。
ダイエットする(血中コレステロールの減少)
血中コレステロールを減少させることで、血液のスムーズな流れを確保します。
ペニスの血管はとても細く、動脈硬化などの重大な病気が起こる前に「中折れ」がおこる可能性が高いといえます。
野菜を食べる(ビタミン・ミネラルを補う)
肉食中心の食生活は、悪玉コレステロールの増加を招きます。
野菜などのビタミンやミネラルを積極的に摂取することで、血流の改善を促します。
血管年齢を若返らせる
加齢とともに中折れする原因のひとつが、血管の老化です。
硬くなった血管は血液の流れも悪くなります。
血管年齢を若返らせる方法はいろいろあります。
- 魚を多く食べる
- 加熱したタマネギを食べる
- 野菜を積極的に食べる
- 大豆製品を積極的に食べる
- 塩分を控える
- 適度な運動を心がける
- サプリメントで改善する
このように、何気ない生活習慣を改善するだけで、勃起に必要な血流を確保することにもつながります。
中折れ防止のツボを刺激する
勃起に効果的なツボを刺激することで中折れ改善を行います。
勃起に効果的なのは、労宮(ろうきゅう)・大赫(だいかく)・築賓(ちくひん)という3つのツボです。
- 労宮(ろうきゅう)…手のひら中央にあるツボ
- 大赫(だいかく)…へそ下約8cm・左右に5mmにあるツボ
- 築賓(ちくひん)…足の内側のくるぶしと膝(ひざ)の間にあるツボ
これらはED改善にも効果的なツボです。
とくにお金もかからないので、ちょっとした時間にできるのも嬉しいですね。
ストレスを解消する
ストレスを解消する方法を説明すると、ものすごく長くなってしまうので割愛しますが、ストレスは勃起に大きく影響するので、溜め込まないように気をつけることが大切です。
質の高い睡眠をとる
質の高い睡眠をとることは「体調」を維持するだけでなく、正常な性的興奮を得やすくなります。
睡眠不足は、集中力や思考力の低下を招きますし、性行為のタイミングに眠気が襲ってくる可能性もあります。
万全の体調でセックスをすることが大切です。
正しい方法でマスターベーションをする
マスターベーション自体には問題はありません。
というより、むしろ3日に1回程度は積極的にすることが、男性機能低下の防止にも効果的です。
問題は、過度な圧力をかけたり、ありえないスピードで動かしたり、刺激的なものに擦りつけるようなマスタベーションは本番での失敗につながります。
マスターベーションをするときは、ゆっくり時間をかけて、優しく擦るようにしましょう。
また、フニャチンの状態で射精まで持っていくのもやめましょう。
専門医でED治療をする
ED治療は、専門の病院やクリニックで相談・治療ができます。
恥ずかしがらずに、専門医に診察してもらうのもよい方法といえます。
精力剤で中折れを改善する
ED治療より簡単にできるのが、精力剤や精力サプリメントを利用する方法です。
「中折れ」は少なくとも「勃起」はするので、中折れの改善は精力剤で十分と言えます。
こちらの記事も参考になさってください。

男性ホルモン(テストステロン)を増やす
男性ホルモン(テストステロン)が減少すると、男性機能が低下するだけでなく、モテない男になる可能性もあります。
このテストステロンは、次のような効果があります。
- 筋肉を作る・増やす
- 男らしい体を作る
- 性欲を高める
- 活力が沸いてくる
- 競争心が強くなる
まさに男に絶対不可欠なホルモンがテストステロンなのです。
では、どのようにテストステロンを増やすのか?
- 肉・野菜・魚などのバランス食を摂る
- 糖質オフ
- ダイエット・体重コントロール
- 質の高い睡眠
- 筋肉トレーニング
この中でも、手っ取り早く効果的にテストステロンを増やす一番の方法は「筋肉トレーニング」を行うことです。
テストステロンの効果にも「筋肉を作る・増やす」とありましたが、筋トレにより筋肉を作ることは「テストステロン」を増やすことにもつながるのです。
ペニスの挿入に頼らないセックスを学ぶ
そもそも、挿入しなくても女性をイカせることができれば、中折れの心配はグッと減ります。
中折れを心配する人の多くが「女性をイカせられなかったらどうしよう…」と考えているのです。
しかし、女性からすれば「挿入」に頼った一方的なセックスをあまり好んでいないのも事実なのです。
舌や指を上手に使い、女性をイカせるテクニックを学ぶことは、充実したセックスライフを送るために大切なことなのです。
思いっきり射精する
思いっきり射精をすることが大切です。
できれば、完全な勃起状態で思いっきり射精しましょう。
まだ早い、もうちょっと…なんて思っているうちに「中折れ」してしまうことがあります。
このような状態を続けると「中折れ」が進行し「勃起不全」にまで発展する可能性もあります。
パートナーの理解を得ながら、思いっきり射精ができる環境を作ってみましょう。
セックスの相手を変える
あまりおススメできません(笑)
「相性」があるのも事実です。
セックスパートナーが変わるだけで「勃起力」が大きく変わることもあります。
セックスする環境(場所)を変える
いつも同じ場所でセックスをしていると、性的興奮が高まらないことがあります。
- 長年連れ添った妻も昔は「ラブホ」で燃えませんでしたか?
- 最近、大きな声を出してセックスしていますか?
- ホテルの高層階で夜景を見ながら気分を盛り上げていますか?
などなど、シチュエーションを変えることでいつもと違った性的興奮を得ることができます。
アダルトビデオなどで刺激を高める
性的興奮を高めるためにはアダルトビデオを一緒にみるのも効果的です。
男性だけでなく、女性も刺激を受けるので、興奮度も格段にアップします。
刺激的な下着やコスプレを着用してもらう
男性には興奮する「ツボ」が存在します。
それは、下着の色や形であったり、制服などのコスチュームに興奮する場合もあります。
パートナーの理解を得ながら、男性がより興奮するスタイルでするのもよい方法です。
ポリネシアンセックスを導入する
ポリネシアンセックスについては別途詳しくお伝えしますが、一定期間挿入をしないで性的興奮を高める効果があります。
また、男性も全く動かずに女性を頂点に導くことができるため、究極のセックスとも言われています。
ポリネシアンセックスについては、初めてのポリネシアンセックス | 失敗しない5ステップ方法とコツでも詳しく説明しています。
コンドームを薄くする、または使用しない
勃起を妨げる原因に「コンドーム」の存在があります。
コンドーム装着時よりも、生でしたほうが当然気持ちもいいものです。
しかし、最近では0.01mmのコンドームも発売されています。
極薄のコンドームで限りなく生に近い感覚を得ることも可能です。
また、「コンドームを装着するときに中折れする」という場合も多くあります。
一度盛り上がった気持ちが、コンドームの装着時間で性的興奮が醒めてしまうんですね。
精力増強スクワットをする
精力アップの運動で「精力増強スクワット」があります。
精力増強運動で1番有名なのはこのスクワットです。
コツは、足裏の真ん中にある、湧泉(ゆうせん)というツボを意識して行うことです。
湧泉(ゆうせん)は疲労回復効果のほかに、体力や気力も高めてくれます。
下半身スクワットと湧泉(ゆうせん)のマッサージ効果で、中折れ解消に効果的です。
肛門運動をする
お尻の穴をキュッと閉める運動です。
お尻の穴をキュっと締め付けると、ペニスに血液が流れるのがわかると思います。
この状態を10秒ほど維持することで、血液が流れて勃起する感覚を養います。
座ったままでもできるので、仕事中でもこっそりできるトレーニングにおススメです。
金冷法マッサージで改善する
金冷法マッサージとは、ペニスを冷やす・温めるを交互行う、古来から伝わるマッサージ法です。
冬場に起こる「しもやけ」を直すのと同じ理屈ですね。
冷やす・温めるを繰り返すことで血流がアップし、勃起力のアップにつながります。
また、睾丸を冷やすことで、男性ホルモン(テストステロン)を増やす効果があるとも言われています。
中折れの原因と対策を行うために大切なこと
中折れ対策には様々な方法があります。
自分ひとりでできる方法もあれば、パートナーの協力が不可欠な方法もあります。経験上、勃起する「中折れ」を改善することは、しっかりとした効果のある精力剤を利用すれば意外と簡単です。
しかし、「心因性」の中折れは、精力剤やトレーニングだけでは改善しません。
こんな時こそ、パートナーと協力し合って中折れの対策法を実践しましょう。充実したセックスライフにはパートナーの協力がとても大切なんですね。