勃起不全(ED)になる原因は様々ですが、そもそも「勃起不全」とはどのような状態の事なのでしょう。
今回は、勃起不全の原因と解決法を見ていこうと思います。
勃起不全のレベルを知ろう!
EDの悩みは誰にも言えず、一人で悩んでいる場合がほとんどですよね。
しかし、「EDはかなりの確立で克服することが可能な症状」なんです。
悩んでいても始まりません。
まずは、あなたののEDレベルと向き合い、解決法を見つけましょう。
最初から全く勃起しない状態は当然「勃起不全」ですが、「ペニスが硬くなる前に射精に至ってしまう場合」も一種の勃起不全と言います。
以前は中高年(40代~)の勃起不全が圧倒的に多かったのですが、最近では若年層でも勃起不全は全然珍しくありません。
先程、ペニスが硬くなる前に射精してしまう例を挙げましたが、これはマスターベーションでも起こります。
こんな経験はないでしょうか?
マスターベーションの最中に硬くない状態で射精をしてしまったこと…
男性ならかなりの確立で経験者がいるはずです。
これも勃起不全の一種ですが「即治療!」というレベルではありません。
このように勃起不全にもレベルがありますし、環境やメンタルな部分でも大きく左右されます。
では、勃起不全(ED)の原因を探っていきたいと思います。
勃起はなぜ起こる?
「勃起する」という現象はどんな状況で起こるのでしょう?
- AVなどを鑑賞しムラムラした気持ちになったとき
- 昔の最高のセックスを思い出し妄想したとき
- チラリズムにやられたとき
……など性欲はいたるところで起こります。
このようにムラムラッと来たとき、脳から勃起中枢にシグナルが発信され、ペニスに向かって20~30mmの血液が一気に流れ込むのです。
これが勃起する流れとなります。
したがって、この血液の流れのどこかに問題が生じたときに勃起不全がおこる1つの原因となるです。
先程、勃起中枢と表現しましたが正確には「勃起を促す中枢神経」になります。
この中枢神経にトラブルが生じると、それ以降の勃起へのプロセスが停止してしまうのです。
勃起不全(ED)になる主な5つの原因
では、具体的に勃起不全の主な原因を見てみましょう。
- 男性ホルモン量の低下による勃起不全
- 病気による勃起不全(糖尿病・心臓病など)
- 勃起を促す中枢神経のトラブル
- メンタルや環境が原因の勃起不全
- 薬物乱用による勃起不全
もし、あなたが勃起不全(ED)に悩んでいるなら、これらののどこかに当てはまる可能性が高いと言えます。
男性ホルモンの低下による勃起不全
比較的わかりやすいのが男性ホルモンの低下による勃起不全です。
これは40代以降の中高年に多く、加齢とともに男性ホルモンが低下し、勃起力が衰えてしまうことです。
病気による勃起不全(糖尿病・心臓病など)
いわゆる慢性病、成人病は勃起力の妨げになります。
これら慢性病が原因でペニスに必要な血液が流れずに勃起不全となります。
勃起を促す中枢神経のトラブル
中枢神経のトラブルは、そもそも勃起を行うシグナルを送る機能に障害があることをさします。
大きな怪我などで神経にダメージを与えた場合などもその1つです。
メンタルや環境が原因の勃起不全
勃起不全はメンタルや環境が原因でも起こります。メンタルとは「昔の彼女に言われた一言…」なんてことでも起こりえます。
または仕事によるストレスも大きな原因となります。
薬物乱用による勃起不全
薬は適量を適時に服用するのがベストですが、薬物依存などは神経に大きなダメージを与えます。
このように勃起不全には様々な原因があります。
これらの原因をしっかり把握した上で精力剤も含めた改善方法を選択するのが良いでしょう。
ED(勃起不全)の解決法
EDの症状を解決すると、パートナーとの関係が良くなるだけでなく「自信」も蘇ってきます。
あなたに合った解決法がきっとあるはずです。
ED(勃起不全)の解決法はいくつかの方法があります。
- 治療による改善
- ED治療薬や精力剤による改善
- 生活習慣の改善による根本的な改善
- セックススタイルの変更による改善
詳しく見てみましょう。
治療によるED改善
ED治療では基本的にEDチェックから行います。
その後はED治療薬を使用することが一般的ですが、最近では【ICI治療】というペニスに直接注射を行う治療法もあります。
EDを克服したいのであればクリニックなどでの治療が確実といえます。
しかし、保険適用外なので治療費は高額になる可能性もあるので覚悟しましょう。
ED治療薬(PDE5 阻害薬)よる改善
ED治療薬(PDE5 阻害薬)・・・例えばバイアグラやシリアス、カマグラなどのを使用して治療する方法です。
しかし、これは治療というより一時的に勃起状態をつくる「勃起サポート」なります。
一般的にはクリニックなどで処方されますが、最近では個人輸入などで格安に購入することも可能です。
ただし、模造品や偽物の可能性もあることや、服用する量など十分に気をつける必要があります。
精力剤による改善
ED治療薬とちがい、比較的安価で、副作用の心配もなく改善することが可能です。
また、一時的な改善ではなく、根本から改善することも可能です。
以下の記事も参考にどうぞ。

食事など生活習慣の改善
精力アップの食材や肥満体の解消などによるED改善法です。
時間はかかりますが、根本的に解決でき、副作用などの心配も一切ありません。
しかし、症状が重い場合は生活習慣だけでは難しいといえます。
以下の記事も参考にどうぞ。

様々な方法を行いながら、生活習慣も見直すのがベストな方法といえます。
セックススタイルの変更による改善
パートナーの協力が必要ですが、セックススタイルの変更でEDを克服することも可能です。
スローセックスやポリネシアンセックスの導入です。
こちらは、以下の記事を参考にするといいでしょう。

勃起不全・勃起障害【ED】の原因まとめ
男性は年齢を重ねるにつれて、かつてのような精力を維持することが難しくなります。
精力減退は、意欲の減退や生活全般の質の低下につながります。この問題を抱える男性にとって、活力を取り戻し、体力を回復するための対策を講じることは重要です。
その第一歩は、栄養に気を配ることです。健康的でバランスのとれた食事は、エネルギーレベルを維持するために不可欠です。
野菜と果物をたっぷり食べることで、1日中持続的なエネルギーとなる必須ビタミンとミネラルを摂取することができます。
さらに、加工食品、精製された砂糖、カフェインなどの刺激物を避けることは、体内の自然なエネルギー生産を調整するのに役立ちます。
40代以上の男性のエネルギーレベルを上げるには、運動も重要な要素です。定期的な運動は、持久力を高めるだけでなく、筋肉や骨を強化し、健康全般を向上させます。ランニングやサイクリングなどの有酸素運動と、ウェイトリフティングなどの筋力トレーニングを組み合わせることで、筋肉を増強するとともに、血行を促進し、1日を通して利用可能なエネルギー量を増やすことができます。
最後に、良い睡眠習慣を確立することは、男性の全体的な幸福感や、起きている間の活力維持に大きな影響を与える可能性があります。夜8時間の睡眠を目標にすることで、体を休め、充電する時間を確保し、日々の活動やジムでのワークアウトに必要なリソースを十分に確保することができます。
また、1日の中で定期的に休憩を取ることで、仕事や家庭での激しい作業や精神的なストレスから体を休めることができ、疲労を軽減することができます。
栄養状態を改善し、定期的に運動し、十分な睡眠をとるという3つのステップは、40歳以上の男性が低下した精力を回復させるために必要な行動です。生活習慣を少し変えるだけで、今まで以上に元気な自分に出会えるかもしれませんよ。
EDはパートナーとの関係にも大きな支障をきたす可能性もあります。
今はいろいろな方法で克服することもできます。
症状の程度に合った改善法を実施し、素敵なセックスライフを送りましょう!