中国ではマムシの皮と内臓を取り除いて乾燥させたものを反鼻(ハンビ)という漢方薬として利用してきました。
奄美諸島や沖縄周辺で生息する日本固有な蛇の種族のハブは、マムシの代用として用いられ、ハブ酒は漢方由来のマムシ酒と同じ薬酒として男性の精力向上に効果があると言われています。
それではハブの成分や効果を確認していきましょう。
ハブに含まれる成分
ハブには以下の成分が含まれています。
- タウリン
- 19種類のアミノ酸
- リノール酸
- 4種類のミネラル
- ペプチド
- アルギニン
ハブは、豊富なアミノ酸のほか、グルタミン酸やアスパラギン酸、アルギニンを豊富に含んでいます。
また、タウリンは大正製薬株式会社のリポビタンDやエスエス製薬株式会社のエスカップなど多くのスタミナドリンクに配合されている成分で、様々な動植物の組織に含まれていて、肝機能強化や強心作用があります。
19種類のアミノ酸は、ロイシン、イソロイシン、リジン、グルタミンリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、セグリシン、シスチン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジンプロリン、スレオニン、アラニン、バリン、チロシン、アルギニン、トリプトファンで、体内で生成できない必須アミノ酸9種類を含んでいます。
リノール酸はベニバナ油やコーン油などの植物油に多く含まれ、必須脂肪酸であり食べ物から摂取が必要な成分です。
コレステロールや中性脂肪を低下させる作用があります。
4種類のミネラルは、リン、銅、鉄、カルシウムで、リンは動物性食品に多く含まれている成分でDNAやRNAなど核酸の構成成分として細胞に存在しています。
ペプチドはタンパク質の化学構造が短くなったもの、またはアミノ酸が結合したもので、抹消血管を拡張して血流を促進します。
ハブの効果と効能
ハブは、お酒、反鼻チンキのマムシ代用として利用されます。
ハブの効果はまだよくわかっていませんが、マムシは漢方薬として古くから滋養強壮や新陳代謝の良薬としてだけでなく、冷え性対策にも利用されてきました。
これらは豊富なアミノ酸とペプチド、そしてタウリンによる高い効果のためだと考えらます。
特にアミノ酸は一酸化窒素の生成による血流改善で勃起力を向上させるので、マムシの代用としているハブにも同じ効果が期待できます。
精力・滋養強壮に関する効果・効能
- 滋養強壮
- 体力回復
- 勃起力改善
その他の効果・効能
- 肝機能向上
- 生活習慣病予防
- 動脈硬化向上
ハブの副作用と注意点
ハブの粉末等加工されているもの(ハブエキス)や反鼻エキスなどのように栄養成分として配合されているものは、ほぼ安全だと考えられます。
ただ居酒屋などで販売しているハブ漬けのお酒などは、衛生上の問題や腐敗等も考えられますので摂取は注意してください。
ハブを使用した精力剤や滋養強壮剤
ハブを使用したオススメの精力剤や滋養強壮剤をご紹介します。
ハブ粉末(あかひげ薬局)
あかひげ薬局で購入可能なハブを原料にした精力剤です。
純粋なハブの粉末に、胆嚢、肝を加えパワ-アップしたハブ原料のおすすめの精力剤です。
あかひげ薬局公式通販サイト
絶倫粉エンペラー(あかひげ薬局)
もう1つ、あかひげ薬局で購入可能なハブを原料にした精力剤です。
使用原料は、スッポン末・マムシ末・ハブ末・動物胆末と、マカ末・ガラナ末等豊富な素材を巧にブレンドしています。
あかひげ薬局公式通販サイト