黒セサミンの効果・効能 | 精力剤・滋養強壮剤の原料 | 精力剤や滋養強壮剤で精力アップする方法

ゴマは世界中で貴重な農作物として広く栽培されていて、古代の中東では宝物に匹敵するほど重用されていました。

エジプトではピラミッドからもゴマが発見され、古い時代には薬として使用されていたようです。

セサミンはゴマの栄養成分でゴマ1粒にセサミンは0.5％しか含まれていません。

スプーン小さじ一杯のいりゴマは3g、大さじで6gだとすると、0.015～0.03g(15～30mg)程度です。

黒ゴマからこの「少量のセサミンを抽出し凝集したもの」を黒セサミンと呼んでいます。

それでは黒セサミンの成分と効果を見ていきましょう。

黒セサミンに含まれる成分

セサミンはゴマの中のゴマグリナンという成分に含まれます。

リグナンというのは植物に含まれている化合物の一種の名称で、リグナンの中には女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用を示すものや抗酸化物として働くものがあります。

リグナン源として有名なものが今回紹介しているゴマで、ゴマの1％がグリナン、そのうち半分がセサミンとなります。

セサミンの1日摂取目標は10mg程度といわれていて、単純な計算で言うとスプーン1杯で十分な値になりますが、ゴマは硬い皮に包まれていて計算どおり吸収できないという問題があります。

摂取目標をとるには3000粒以上のゴマを食べる必要があり、重さに換算すると9gで、スプーンで言うと小さじ3杯分です。

毎日ゴマを小さじ3杯食べ続けるというのは難しいため、セサミンを抽出し凝集したサプリメントの出番となりました。

なお、サプリメントメーカーから市販されている黒セサミンにはビタミンEや亜鉛、その他健康成分が含まれている場合があります。

セサミンは精力を向上するための、体力や体調を整えるのに有効です。

セサミンの効果は国内の研究が先行していて、サントリー株式会社の研究報告によるとコレステロール低下作用、抗高血圧作用、肝臓保護作用、アルコール代謝促進作用、肝臓がん予防作用、乳がん発生抑制作用、免疫賦活作用に効果が認められています。

また肝機能向上の動物実験として、社団法人日本家政学会が肝脂質代書障害予防を報告しています。

また高血圧対策として社団法人日本農芸化学会からも報告があります。

またセサミンは抗酸化物として働くので、身体の酸化を防ぐアンチエイジング効果が期待できます。

ゴマの天然由来なので大きな副作用は認められていません。

サプリメントメーカーが販売しているものはいろいろな成分が入っているため、他の病気の治療中や妊婦、授乳期の女性、乳幼児に対しては飲用に注意してください。

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